私と今日の世界 真沙美

MASAMI Twitter➡︎ @eyesmasami アメブロ➡︎ https://ameblo.jp/zarathu0310 大滝詠一さんと松田聖子さん・関取花さん・GLIM SPANKYが好きです。よろしくお願いいたします。

七夕 願い事を短冊にどうして書くの? 後編

【どうして願い事を短冊に書くの?】

  彦星と織姫が天帝に別れさせられた理由にしましても、7月7日の由来譚にしましても、わたしたちが七夕から受ける好印象とはまるでちがった話です。

  幼稚園や小学校・家庭などで、「なんで7月7日に七夕をやるようになったの?」、と、子供に聞かれましたら、答えに窮する感がありますものの、当初は裁縫や書道の上達を願うお祭りであった七夕は姿を変え、現代では、どんな願い事でも願っていい行事になっています(「大好きなチョコレートになりたい」by小学生)。

  では、どうして、短冊というものに願い事を書いて、笹にぶらさげるのでしょうか?


【霊力のある竹】

  竹は成長するのが早く、早いものでは1日に1メートルも伸びます。

  竹には、このような卓越した生命力や力強さがありますから、霊力があると、昔の人たちは考えていました。

  また、竹の葉には、御先祖様の力が宿っており、願いごとをかなえてくれる、とも信じられていましたので、願い事を短冊に書くようになったのです。

  ですから、短冊は、笹の葉に見立てられている、ということになりますね。

  しかし、現代では、“御先祖様に願い事を”、と思って書いている人はほとんどいないでしょう。

  やはり、彦星と織姫にお願いをしているのでしょうか?

  あの彦星に!?

  とはいえ、実行力はありますし、数々の難題を全クリアした彦星ですから、かなえてくれるかもしれませんね!

  願い事を聞き間違えたりして。
  ( ´艸`)ウフフ